紡績の際、より均一な糸にする為に短いワタや毛羽を削ぎ落とす工程で落ちた超長綿の最高級スビン綿のみを別で収集し、通常のスビン綿と混ぜて作ったオリジナルのデニム生地。タテ糸7番×ヨコ糸9番の糸をシャトル織機で織り上げた11.5オンスのセルビッジデニムは、落ちワタのムラ感やネップが特徴的で、スビン綿ならではの滑りや肌触りに優れた素材。

今季は1950年代のヴィンテージデニムジャケットをベースとし、使い勝手の良いハンドウォームポケットを配備。身頃の見返しにセルビッジを使用するなど、縫製仕様はヴィンテージデニムジャケットに倣ったディテールを採用。希少価値が高くヴィンテージでは大きいサイズにだけみられる背中心の接ぎ（スプリットバック）のディテールも全てのサイズに取り入れている。袖カフス部分にはボタンを2つ配する事により、袖口の調整が可能なディテールとなっている。こちらはヴィンテージを基にしたエイジングモデル。色落ちやペンキ加工を施している。