Lot No. BR15887 / JACKETS, HERRINGBONE TWILL SPECIAL

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)


米陸軍が採用したヘリンボーンツイルは戦闘目的と対ガス防護服用として採用された。ヘリンボーンツイルの色は単色でも迷彩効果の高いオリーブドラブ色を使用し、Jacket, Herringbone Twill は1941年から1943年まで計4度ものマイナーチェンジが行われた。ファーストパターンはカフス袖の仕様で、胸にはプリーツが入ったポケットが付いていたが、セカンドパターン以降は 容量の大きい縦長のマチ付きポケットになり、袖のパターンは筒袖に変更された。サードパターンの特徴は襟裏にフード脱着用のメタルボタンが付き、毒ガスを侵入させない防護服として密閉性を高めるため、前立て裏にはガスフラップが追加された。このガスフラップの追加によりラベルには“SPECIAL”と記載されている。いずれのパターンもフロントはメタルに黒塗りの13スターボタンで開閉し、第一ボタンから第二ボタンの間隔が広く、第一ボタンを開けると幅の広いラペルのようになり、軍服らしい外観を持っている。